認知症と歯科 その1

2016.01.19  認知症と歯科 その1

新潟市東区の歯医者、院長の佐々木です。

昨年厚生労働省が認知症対策の国家戦略案で驚きのデータをだしました。

10年後の2025年には全国の認知症高齢者の数が730万人になり

65歳以上の5人に一人が認知症患者になるという。

そのまま推移すれば2040年には4人に一人。

2060年には3人に一人。

一人暮らしの認知症のケアがこれから大きな問題になってくると言う。

現在の高齢者世帯は1100万世帯程で、このうち一人暮らしが約500万世帯。

また、老夫婦で生活している世帯でもお互い認知症で認認介護に

なってくる世帯が増えてきています。

また夫が妻を介護するケースが増えてきているようです。

認知症の前駆症状とされるMCI(軽度認知障害)は最近予防

できることが分かってきました。

TVでも時々放映されてますが、MCIなら治る方もいるようです。

アメリカ国立衛生研究所(NIH)は予防法として次を提唱しています

1.運動習慣をつける

週3回、30分程度の中強度のウォーキングやジョギングなど。

さらに頭を使いながらの運動が良い。(デュアルタスクを同時に行う)

2.高血圧の改善

3.人的交流の社会的認知活動を増やす

4.2型糖尿病の改善

5.バランスの良い食事を摂る

6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)

7.禁煙

8.鬱状態の改善

とにかく早期診断、早期予防、早期治療が大切 です。

誰しも認知症にはなりたくありません。

また身近な人にもなって欲しくありません。

しかしながら益々増える認知症の問題は日本人全員のいや世界中の問題となっており

解決を模索していかなければなりません。

私も比較的身近に認知症の方がいますがとても大変です。

歯科医として歯科からのアプローチができればと常々考えています。

投稿者 佐々木歯科医院 (22:34) | PermaLink