2016年10月

2016.10.27  むし歯を痛くなく治すために

院長の佐々木です。

むし歯治療をするときにどうしても歯科用の麻酔を使うことがあります。 IMG_1587.JPG

ただ誰しも痛いのは嫌いなのでなるべく痛くなく治療をしたいと常々思っています。

痛みに比較的強い方もいらっしゃいますが、極度に怖がる方もいらっしゃいます。

に過去において歯の治療で痛い思いを経験されてトラウマに

なっている方は、むし歯によって歯がとても痛くなるまで我慢し

ていよいよだめ、というときに重い腰を上げてやっとの思いで来

られるのでとても不安そうな様子をしています。

そのような方はまずは優しいスタッフからカウンセリングに

よって、過去の辛かった思いや嫌なことを全部はき出してもらい

ます。

不安症なのでちょっとした音などが怖い、

息苦しくなってくる、

などなど。

また全身状態を把握するために問診をとります。

その後で私が追加の問診やカウンセリングを行います。

初めての方は抜歯などあまり無理な事はしないのですが、痛みの

強いときには痛みを取り除くための治療のためにやむを得ず麻酔

を使うことになりますが、上記のようにカウンセリングを行った

後で必要ならば表面麻酔を十分行った上で麻酔に入ります。

できるだけ細い針を使い、痛くないようにコントロールしながら

刺入します。

そしてゆっくりと、1秒1滴くらいで液を注入します。

また注射液を人肌に温めて使いますのでより 不快感が少なくなり

ます。

また事前に患者さんにお声がけしておき何かあったら合図する

よう促しておきます。

するとあまり痛みを感じないことが多くなります。

この時電動注射器を使えばその力のコントロールが容易にでき

るので重宝します。

投稿者 佐々木歯科医院 | PermaLink
2016.10.11  歯周病菌と位相差顕微鏡

位相差顕微鏡を購入しました。

患者さんのお口の中のプラーク(歯垢)という歯の汚れの中にいるばい菌(細菌)を見るためです。

自分一人で見て喜んでいるわけではありません、

患者さんと一緒にモニターで見て説明してあげます。

大抵の患者さんは食い入るように見て驚いてくれます。 %E9%A1%95%E5%BE%AE%E9%8F%A1.jpg

丸い形の善玉菌が多い方はグラム陽性球菌が主体になっています。

また、長細い形の悪玉菌はグラム陰性桿菌、周病菌が

主体になっています。

善玉菌はブラッシング後1時間以内のプラークで

S.S菌や,S.M菌,S.O菌などで誰しもが持つ口腔内の常在菌で

リスクはありません。 しかしながら歯周病が進行した部位から

採取したものの中にはレッドコンプレックスと呼ばれる

恐ろしく悪い3つの細菌などが見られます。

1つはグラム陰性嫌気性桿菌である ポルフィロモナスジンジバリス、

1つは同紡錘菌のT.f菌、

もう一つは同らせん菌のT.d菌。

この3つの細菌が見られると言っても顕微鏡では同定はできない

のでおそらくそれなのかなと想像するにとどまりますが。。

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これら悪者の細菌あるいはこれらが産生する毒素であるLPS

(リポポリサッカライド)は歯肉の中の毛細血管を伝って

全身の血管に巡り糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞、など怖い

全身疾患に繋がっていくと言われています。

顕微鏡で見えた丸くないばい菌群をやっつけることにより

歯周病を治したり,全身疾患の予防に繋がれば嬉しいです。

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