当院の歯周病治療

歯周病は、お口の中にひそんでいる細菌によって引き起こされる病気です。治療の際には、細菌の繁殖元である歯石や歯垢（プラーク）を取り除く必要があります。

そのためにも、まずは歯周病の状態や原因について詳しく検査。歯周ポケット（歯と歯ぐきの間の溝のこと）の検査やレントゲン撮影、歯のグラつき具合の検査などといった基本的な検査をはじめ、必要に応じて唾液検査やＣＴ検査、位相差顕微鏡による検査など、より良い治療を目指せるよう、さまざまな検査を実施しています。

位相差顕微鏡は、お口の中にひそむ細菌を確認できる顕微鏡です。お口の中の様子をモニターに映し出し、患者様にご自身のお口の状態を詳しくチェックしていただけます。どのくらい症状が改善したのか、実際に目で見て確認できるため、治療に対するモチベーションを保つ意味でも良い効果が望めます。

ＣＴ検査を行うと、歯周病によって溶けてしまったあごの骨の状態をしっかりと把握することが可能です。より正確な診断や治療計画の立案に役立ちます。

SRPは、歯の表面や歯の根にこびりついた歯石・歯垢を、専用の器具を使って取り除きキレイにしていく処置です。当院では、周病改善のための重要な治療であるこの治療に力を入れています。

歯石取りというと痛いイメージをお持ちの方が多いと思いますが、当院では経験豊富な歯科衛生士が処置を担当するため、痛みの少ない治療が可能です。